数々の証券会社の中で、私達はSBI証券を選びました。
ほぼすべてのサービスの手数料が業界最安値かそれに近いため、SBI証券をメインにすれば手数料の面で大きく損をすることはまずないです。
2020年の「ネット証券の顧客満足度ランキング」で総合1位に選ばれていて、MONEY TIMESによると、営業収益ベースでインターネット専業証券会社全体におけるシェアは42.4%の最大手とのことです。(2018年4月1日~2019年3月31日)
顧客の評判も非常によく、最大手という安心感もあり、常にサービスをよりよいものにしようという企業努力が感じられる素晴らしい証券会社です。
この記事では、私達にとってのSBI証券のメリット・デメリットを、2014年より7年間使ってきた経験を交えて解説します。
Contents
メリット① 国内株式の取引手数料が安い!
SBI証券を選んだ最も大きな理由は、手数料が安い事です。
すべての範囲で最安値ではないですが、最低水準の手数料です。
2021年5月24日時点で、SBI証券のホームページを確認したところ、手数料は下記の通りでした。
スタンダードプラン
アクティブプラン
それ以上なら、スタンダードプランがお得です。
私達は、アクティブプランにしています。
アクティブプランは100万円以下なら手数料が無料(!)です。
塵も積もれば山となる。
わたくしは取引量は少ない(月に1回リバランスするくらい)ので、アクティブプランにしてます。
単元が100万円以下の株も多くありますし、ETFも100万円以下のものが多くありますので、無料で売買が出来ます。
私はとにかく損をしたくないので、無料で売買ができるのはこれは私にとっては大きなメリットです。
25歳以下は国内株式の売買手数料が無料!
2021年の4月20日から適用になりました。
素晴らしい!
信用取引の手数料も安い
信用取引はしないので、あまり気にしていませんが、全体的に安いですが、最安値ではないです。
もし信用取引を積極的に使いたい方は、GMOクリック証券がおすすめです。
私達は、投資のプロでないので、信用取引に手を出すつもりはないです。
メリット② 住信SBIネット銀行との連携が便利!
住信SBIネット銀行と連携し、SBI証券に入金した次の日には、SBIハイブリッド預金として、住信SBIネット銀行の銀行預金に移ります。
住信SBIネット銀行の普通預金からの振替は瞬時に出来、金利も高い(2021年1月10日 現在 0.010%)ことがSBI証券を選んだ理由の一つです。
住信SBIネット銀行自体も使いやすく(振込手数料は毎月数回タダ等)、住宅ローンの金利も低かったりします。私は給料の受け取り口座を住信SBIネット銀行にしていて、他の銀行に無料で振り込んだり、SBI証券に振り替えたりしながら使っています。
メリット③ 米国株式が低コストで売買出来る!
SBI証券は米国株式の売買手数料が安いです。2014年時点では、将来は投資するかも。。くらいに考えてましたが、今では資産の7割がドル建ての米国株、ETFです。
2021年5月24日時点で、SBI証券のホームページによると、手数料は以下の通りです。
最低手数料がいつの間にか0ドルになって、積立もしやすくなりました。
というか、日本のネット証券会社で、米国株の積立が出来るのは、現時点ではSBI証券だけのようです。
(すべての証券会社を調べたわけではないですので、ご注意ください。)
また、SBIのFXで現引きをすると、為替手数料はと0.25銭と激安です。(1万ドル単位なので、少額では使えない)興味のある方は、Googleで「SBI 現引き」と検索してみてください。
住信SBIネット銀行で両替(ドル普通預金にしてから証券口座に入れる)する場合も4銭と、他のネット証券会社に比べると1/8程度の費用で済むので、FXほどではないですが、お得です。FX口座を作ってに移したりするのが面倒な場合は、住信SBIネット銀行を使うのもありだと思います。
企業努力が素晴らしい!
住信SBIネット銀行では、たまに無料で両替ができるキャンペーンをやっているので、チェックしてみてください。
メリット④ 投信マイレージサービスがありがたい!
投資信託を投資のメインにしている方には嬉しいサービスです。
こちらも2014年にSBI証券を選んだ大きな理由でした。
投資信託の保有額に応じ、Tポイントをいただけますが、私が投資を始めた2014年には、インデックス投資信託は信託報酬が安いものでも0.6%程度あり、最大0.2%の投信マイレージはSBI証券を選ぶきっかけになったサービスでした。
以降、投資信託の価格競争が激しくなり、2021年現在はインデックス投資信託の信託報酬は0.1%程度のものもあり、投信マイレージの付与率も下がってしまいました。(赤字になってしまうので、当たり前ですけどね。)
それでもいつの間にか貯まっているので、Tポイントを使ってヤフーショッピングで買い物をしています。
逆に、投信マイレージポイント付与率の高い投資信託は信託報酬が高い傾向があるので避けたほうが無難です。
デメリット① 米国株・ETFの取り扱いが少ない。
7年間使っていて感じた唯一のデメリットは米国株・ETFの取り扱いが少ないことです。
誤解が無いように先に伝えますと、SBI証券の米国株・ETFの取り扱い銘柄数は3600以上で、日系ネット証券会社では上位です。(下記のページを参照しました。)
(https://hedge.guide/feature/securities-suitable-us-stock.html)
ただ、2020年から米国株をポートフォリオに多く入れ始めるにあたり、銘柄を確認してみると、取り扱いの無い銘柄が割とありました。
2020年、倍以上になった米国ETFのARKKやその他のARK社のETFを購入しようと思ったところ、取り扱いがなく、そのETFの構成銘柄を個別に購入しようにも取り扱いがなく、買えずに残念な思いをしました。
ただ、リクエストを入れるといつの間にか追加されてたりするので、そこは嬉しいです。
SBI証券の取り扱いのある、投資信託、ETF、日米の個別銘柄だけで十分だったというのが正直な感想です。
まとめ
- SBI証券は、国内株式の取引手数料、米国株式の取引手数料共に安い
- 住信SBIネット銀行との連携出来、使いやすい
- 投信マイレージが少額ながら貯まる
- 米国株式の取り扱いは日系ネット証券会社では上位ではあるが、まだまだ少ない
ご参考にしていただければ嬉しいです。