今年2024年9月17日は十五夜でした。日本の十五夜の日は韓国ではチュソク(추석)と言い旧暦のお盆です。韓国ではチュソクの日は家族親戚が集まり秋の収穫を祝い先祖に捧げる大切な行事です。日本の8月のお盆休みのような日です。
Contents
日本人ママのチュソク御膳
前日にお花や材料を買いに行きました。りんごやぶどう、梨など秋の食材です。
ジョン(チヂミ)作り
ジョン(チヂミ)は食材に小麦粉をまぶし、卵を付けてごま油で焼きます。今回はメカジキ、ズッキーニ、豆腐で作りました。
ズッキーニは塩胡椒と小麦粉をポリ袋に入れて、振ると時短です!
果物飾り切り
こちらは我が家流です^ ^子供が喜んでくれたら良いなと考え、りんごはうさぎ、梨は葉っぱに見立て飾り切りにしました。ぶどうは毱のように皮を剥きました。
韓国では上部のヘタの部分を平らに切って積み重ねて飾ります。
お月見団子
韓国では新米でかわいらしいお餅(ソンピョン)を作りますが、時間がないのでヤマザキパンのお月見お団子セットを!以前、大分に旅行に行った際に購入した小鹿田焼のお皿にのせて。
飾り付けは娘たちもお手伝い^^
夫が作ったワカメスープ
前日に牛肉とワカメでワカメスープを作ってくれました。写真撮影の時には準備に慌てて、忘れてしまいました^^;
準備が整いました!娘たちは果物やチヂミの味見に夢中!
お花の飾り付け
近くのお花屋さんでお月見ブーケを買って、娘たちにお花を生けるお手伝いをしてもらいました。
ちょうど、その日は来年から通う幼稚園で保護者のフラワーアレンジのクラスがあり、スワッグ(ドイツ語で壁飾り)を作りました。
韓服を着てチュソクを祝う夕べ
夫の韓国の両親に頂いた韓服を着て、秋の収穫を祝い先祖様にご挨拶。記念写真を撮りました。
絵本「ソリちゃんのチュソク」
「ソリちゃんのチュソク」というチュソクを物語る日本語版の絵本を読みました。実際のチュソクの韓国の文化がわかります。
それでは満月を見に行きましょう!
娘たちが生まれてから、毎年、近くの公園の橋から満月を見ています。「お月さま、きれい!」と今年も大きな美しい満月を鑑賞しました。
チュソク・十五夜を終えて
チュソクで月を鑑賞してから、絵本で満月のシーンがある度に「おつきさまー♡」と嬉しそうに教えてくれます。日韓夫婦の中で育つ娘たちのために日韓両方の文化を大切にしたいと日々思って私は育児をしています。数ヶ月前に夫のお爺さんが100歳で亡くなられてしまいました。新盆の今年のチュソク、孫嫁のチュソク御膳召し上がり、そして、ひ孫の娘たちに会いに来てくださっていたら嬉しいです。